児童発達支援とは
障がいの有無に関わらず、発達の気になる就学前のお子さまが、日常生活における基本的動作や知識技術を習得し、集団生活に適応できるよう支援するための通所施設で、児童福祉法に基づくサービスです。
2歳児~小学校前の発達に心配やお困りのあるお子様を対象に日常生活に必要な活動や小集団の中でコミュニケーションの取り組み等を目的に活動する療育施設です。
活動例
- 製作活動
- 運動活動
- 個別課題
- 自由遊び
- 身辺自立
- 行事活動
1日の流れ
1日のスケジュール例
お迎え
朝の支度
自由あそび
療育活動
送迎
自宅・幼稚園保育園にお迎え
ご自宅・通園している幼稚園や保育園に送迎車でお迎えに伺います。
事業所到着・朝の支度
できる限りお子さま自身の力でできるように支援します。
児童発達管理責任者などが、個別面談を行い、メンタルの安定を図ります。
始まりの会
あいさつ、出席確認、お返事、1日のスケジュールの確認します。
バラバラになりがちなデイサービスを、きちんとはじめと終わりを意識して行動できるようにします。
今日は誰がきているのか、今日は何をするのか、を認識することで不安を解消します。
療育活動
その日のスケジュールに合わせて運動・スポーツ・集団活動・個別活動・行事など子どもたち一人ひとりに合わせた活動を行います。
個々の目標や障害の特性に応じて、今後の社会生活を送る上でのさまざまな課題にチャレンジします。
給食
安心・安全・愛情たっぷりで、旬の野菜や行事食を取り入れた季節感のあふれる手作り給食や、おやつを届けています。
食育は、お団子作り、事業所で育ったプランター野菜でピザ作りなど、楽しく「食」に興味を持てるように取り組んでいます。
片づけ・帰る準備・帰る会
あいさつ、次回の登所日確認、今日の振り返りなど行います。
自宅・幼稚園保育園へ送り
ご自宅・通園している幼稚園や保育園に送迎車で送ります。
※中山・武岡は午後も療育を実施しております。
ご利用までの流れ
紹介
1歳6ヵ月児・3歳児健診や総合発達相談会、保健所、県こども総合療育センター、医療機関などで紹介された場合は、鹿児島市障害福祉課へご相談ください。
※療育手帳を所持されていない方も児童通所支援を利用することができます。
申請
事業所の見学などを利用する事業所が決まったら、障害福祉課または各支所福祉課(地域によっては保健福祉課)へ児童通所支援利用の申請をしてください。
窓口ではお子さんの様子について聞き取りがございます。
《申請に必要なもの》印鑑・新規転入者については、所得の分かる書類(詳しくは福祉課へお問い合わせください)
決定・通知
相談支援事業者から児童およびその家庭の生活に対する意見や総合的な援助の方針などを記載した利用計画案を作成、提出していただきます。
聞き取りをした内容や提出された利用計画案をもとにサービスの支給日数などが決定され「通所受給者証」が交付されます。
事業所と契約、サービスの利用開始
ご自宅に「通所受給者証」が届いたら、事業所と契約を結び利用開始となります。
利用料は不要ですがおやつ代などの実費は別途負担となります。
モニタリング
一定期間ごとにサービス等利用状況の評価・修正を行い、計画の見直し(モニタリング)を行います。
ご利用規約
利用対象
1歳半・3歳児健診や発達相談会、医療機関、保育園、幼稚園などで利用をすすめられた発達に不安を抱える2歳から6歳までの未就学児のお子さまが対象となります。
利用定員
発達支援事業5名~10名(事業所により異なります)
開所時間
サービス提供日 | 月曜日~土曜日 ※中山・武岡は午後も療育を実施しております。 |
支援時間 | 9:30~13:00 |
休業日 | 日・祝日 |
ご利用料金
- 1割の利用負担があります。ただし、鹿児島市在住の方は鹿児島市の助成があり実質無料となります。
- おやつ80円~100円/昼食200円 ※保護者別途280円
送迎
送迎を行っております。送迎のエリアに関しましてはお問い合わせください。